整理・収納

調理台等に置く物

限られたスペースだから、厳選したものを置きたいですよね。

たまに何も置かない人を見かけますが、掃除の面からすればそれが一番いいです。


足腰が弱くなったら……

見直す時期

私は50歳を過ぎて、しゃがんで引出しから必要なものを取ることがつらくなってきました。
最初のうちは大丈夫ですが、料理は1時間以上立っていることもよくあります。

立っているだけでもつらいのに『しゃがんで立って 』の屈伸運動は気合を入れないとできないですね。足腰の運動にはいいですが、何もここでやらなくてもいいです。こんな症状が現れたら、一度調理台等に置いている物を見直してください。

私が考えたやり方をご紹介します。

取りやすい場所に置く


取りやすい場所というのは、キッチンの形状によって違ってきますので、あえて限定しませんが『しゃがまない』『すぐ手の届く』場所です。

一般的には、ガスレンジ前・調理台前・シンク前ではないでしょうか。

私の場合ですが、

  1. ガスレンジ前⇒4つの容器
  2. 調理台前⇒生ゴミ入れ
  3. シンク前⇒食器用洗剤

①ガスレンジ前

なぜ、4つなのか?


  • ガスレンジ周りの掃除の限界
  • 容器のお手入れの限界

【ガスレンジ周りの掃除の限界】

ここはどうしても油で汚れます。4つのこだわりは、拭き掃除をする時にこの容器を移動させますが、スッと横にスライドさせる限界がうちの場合4つまでということです。

この場所が定位置です。
ここから→

←ここまで
スライドさせます。

そうすれば、いちいち容器を持ち上げなくても下の部分を拭くことができます。

【容器のお手入れの限界】

ガスレンジ周辺は、油はねもあるので容器はすぐに汚れます。

それなのに、なぜシンク前に置かないのかというと、シンク前だと汚れていないはずという思い込みから、容器を洗おうと思わないからです。ガスレンジ側なら毎日拭き掃除をするのでついで掃除としてレンジ周りの油はねを拭き取る前にサッと拭くことができます。しかし、たくさんの容器を拭くのは大変なので4つが限界だと思いました。

ここではサッと拭くだけなので落としきれていない汚れもあるかもしれませんが、しっかり洗うのは、容器の中身が空になった時にやっています。

ガスコンロ(火)と容器を置くスペースが近い場合は、危険なので何も置かない方がいいです。

②調理台前

うちの調理スペースはあまり広くないので、ここには生ゴミ入れだけ置いています。

③シンク前

食器用洗剤とハンドクリーム(ポンプ式)も置いています。

ガスレンジ前に置くもの

左から、
コーヒー粉、砂糖、
だしの素、塩

優先順位ですが、

  • よく使うもの
  • 容器が重いもの

毎日使うのはもちろん、よく使うものを優先しています。容器が重いものは、この際買い替えてもいいかもしれません。たとえ手の届くところに置いていても、中身を取り出す時は持ち上げます。それさえ、つらくなる時がきます。

容器の選び方

うちにある容器は全て密封容器です。値段が高くても完全に密封される容器を買いましょう。それでも調理している最中は湿気がありますので、細心の注意を払っています。

  • 合わせ調味料は、火を使う前に作る。
  • 調理中に入れる場合は、手早く入れてすぐに蓋をする。

そして、何よりも

使う頻度に合った容器を使う。

どういうことかと言うと、うちの場合は、

内容物使う
頻度
容器の
大きさ
詰め替える量
砂糖・
コーヒー粉
毎日一袋全部
入れる
毎日
/少量
少しだけ
入れる
だしの素ほぼ
毎日
半分
入れる

使う頻度が高いものは減るのも当然早いので容器は大きめのものを使います。使う頻度が低いにもかかわらず、一袋全部入れたいからといって大きな容器に入れてしまうと、いつまでたってもなくならず固まったりしけったりしてしまいますので、頻度に見合った容器に入れてください。密封容器に入らなかったものは密封袋に袋ごと入れて保管しています。

同じサイズの容器で揃えたほうが見た目もまとまった感じがすると思いますが、上の写真のように容器自体が同じ種類だったら……私は満足していますが、どうでしょうか。

そもそも容器を使わずにスティックタイプ(使い切り)のものを使っている方もいると思います。湿気のことを気にするのならこのタイプが一番いいですね。しかし、値段の問題もあるので私はやはり密封容器をおすすめします。

※使う頻度がかなり少ない調味料等は、もちろんスティックタイプにしています。


いかがですか。

私の使っている容器はガラス製ですがそんなに重くはありません。10年以上経っていても洗えば新品同様になります。

大きいサイズは4~5000円したと思います。しかし、見える場所に置く物には多少のお金はかけてもいいのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてください。

こちら(キレイが続く『キッチン』)でキッチンの掃除を取り上げています。