計画表

月間計画表

毎日する家事に加えて、週一回や月一回の家事を忘れないように表にしたものです。年に数回の家事となると、覚えておくのも大変ですよね。

計画表を作っておけば、「窓拭きっていつやったかな?」とか「洗濯槽はいつ掃除したかな?」と考えることもなくなります。忘れてしまって短期間に何度も同じところを掃除するのは、無駄な体力と時間の消費につながります。ぜひ、自分なりの計画表を作ってみてください。

この月間計画表は、私が実際に行っている家事です。これを基に自分に合った計画表を作るコツを紹介します。

第1週目 第2週目 第3週目 第4週目
掃除機かけ(全室)
ガスレンジ(壁)
洗面所水拭き(床・棚)
床水拭き(リビング)
掃除機かけ(全室)
年2回掃除①
風呂(バスタブ壁)
床水拭き(ダイニング)
掃除機かけ( 全室)
引出し整理(1ヶ所)
年2回掃除②
床水拭き(キッチン)
掃除機かけ(全室)
ガスレンジ(五徳)
ベランダ(ゴミ・手摺)
床水拭き(廊下)
フロアモップ(LD・洗)
棚拭き(LD和洋室)
巾木(洋室)
フロアモップ(LD・洗)
棚拭き(LD和洋室)
フロアモップ(LD ‣洗)
棚拭き(LD和洋室)
フロアモップ(LD・洗)
棚拭き(LD和洋室)
ガラス磨き(LD室内)
ガラス磨き(LD外)
掃除機かけ(LDK洗)
トイレ丁寧掃除
網戸掃除(LD室内)
網戸掃除(LD外)
掃除機かけ(LDK洗)
トイレ丁寧掃除
ドア水拭き(全室)
巾木(LD・廊下)
掃除機かけ(LDK洗)
トイレ丁寧掃除
年2回掃除③
下駄箱掃除
洗濯機洗浄
掃除機かけ(LDK洗)
トイレ丁寧掃除
フロアモップ(LDK・洗)
棚拭き(LD和洋室)
フロアモップ(LDK・洗)
棚拭き(LD和洋室)
フロアモップ(LDK・洗)
棚拭き(LD和洋室)
フロアモップ(LDK・洗)
棚拭き(LD和洋室)
掃除機かけ(全室)
棚拭き(キッチン)
換気扇フィルター替(洗トイレ)
換気扇掃除(風呂)
天井・物干掃除(風呂)
アイロンかけ
掃除機かけ(全室)
冷蔵庫掃除(内扉)
冷蔵庫掃除(上段)
冷蔵庫掃除(下段)
アイロンかけ
掃除機かけ(全室)
冷蔵庫掃除(野菜)
冷蔵庫掃除(チルド)
冷蔵庫掃除(冷凍)
アイロンかけ
掃除機かけ(全室)
年2回掃除④
年2回掃除⑤
風呂(洗い場壁)
アイロンかけ

掃除機かけ(洗)=洗面所。トイレ丁寧掃除=マットやカバーを外して掃除する。年2回掃除は別で予定表を作りました。

ちなみに私は、エクセルで作った計画表(こちら)を毎月印刷し、キッチンの冷蔵庫(横)に貼っています。終わったものから、マーカーで塗りつぶしていくと、達成感も味わえます。

計画表作成前に理解すること

掃除はやればきれいになりますが、やらなければ汚れていきます。どちらがいいかと聞かれれば、もちろん「やった方がいい」と答える方が多いと思います。時間と体力があるのならとことんやるべきですが、そういうわけにはいきません。

私がお勧めする掃除頻度は、

汚れが簡単に落ちなくなる手前で掃除する

例を挙げて具体的に説明すると、

〔ガスレンジの油汚れ〕

毎回掃除する場合】使ったあとに水拭き
毎晩掃除する場合】水拭き
毎週掃除する場合】洗剤
毎月掃除する場合】洗剤(つけ置き)

掃除頻度が高い→洗剤なし、時間もかからない
掃除頻度が低い→強力な洗剤使用、時間もかかる

掃除にかかる時間のトータルは、どちらもさほど変わらないと思います。
違いは労力と洗剤(種類と有無)です。

私がお勧めする『汚れが簡単に落ちなくなる前』すなわち、洗剤を使わずに汚れを落とせる段階で掃除をするのが、ベストなタイミングだということです。

頻繁に掃除できない場所や軽い汚れでも洗剤を使用する場所もありますので、あくまでもひとつの目安になります。

計画表作成のコツ

私が作った計画表は、毎日・月間・年二回・洗濯物チェック表(おまけ)があります。
この順番に作成してみましょう。

毎日の家事をタイムスケジュールに

ここでは、エクセルで作成したもの(こちら)を使って説明します。

私は一日中家にいて特に何も用事がない場合、ボーっとしていたりスマホをいじったりして過ごしていました。いつの間にか一日が終わってしまったこともあります。これではいけないと思い『やることリスト』のような感覚で作りました。

このタイムスケジュール(右端)を受け入れられない人も多いと思いますが、私はわざとガッチガチに時間を区切っています。実際この通りに進めていくと、ある程度の余裕があるので疲れることはありませんが、やはり見るだけで息が詰まるという人もいるでしょう。

ここでのポイントは、

  1. 毎日、予定表を見る癖をつける
  2. 全てできなくても、ある程度できたら良しとする

①毎日、予定表を見る癖をつける

最初は予定表を見るのを忘れてしまうこともあると思います。しかし見なければせっかく作っても意味がありません。そこで忘れる間もないくらい細かく区切ってみました。これを毎日続けていけば、自然と次の家事を確認するようになります。私は毎日の予定だけですが、頭の中に入ってしまいました。そうなれば予定表ではなく時計を見ながら家事を進めることができます。ベテラン主婦の方ならこんなことをしなくても最初から頭の中に予定表が入っているのかもしれませんね。

②ある程度できたら良しとする

もう一つのポイントは、意識の問題になりますが大切なことなのでお伝えします。余裕をもって作ったスケジュールでも完璧にできない日がきっと出てくると思います。私もスケジュール通りにできる日は、週に三日くらいです。もしも時間がなくて省きたい家事があったら『週掃除』を削って下さい。掃除できなかった場所は当然汚れたままですが、次月の予定表にまたその掃除は必ず入っていますので「来月やればいい」と軽い気持ちで取り組みましょう。完璧にできなかったからとやる気がなくなってしまうほうが問題です。

月間計画表作成 時短ワザ

上記の計画表を基に説明します。

ここでのポイントは、

やり過ぎない。やらな過ぎない。

前にも説明しましたが、掃除はやった分だけキレイになります。でも、やり過ぎると『疲れる』『長続きしない』です。だからといって、やらな過ぎると計画表を作成する意味がなくなります。

いろいろと気にしながら作成するのは、とても面倒ですし時間もかかります。その間に家はどんどん汚れていきます。これでは本末転倒ですね。そこで、こんなやり方はどうでしょうか。

私の計画表を基に手直しして作成する

時短ワザとは少し違いますが、私の作成した計画表を手直しする感じで作ってみませんか。私の家はマンションなので一軒家の方は庭のお手入れや階段の掃除などを付け加えなければなりません。例えば、金曜日の『掃除機かけ』を『庭の掃除』に変えてみたり、もし家族に手伝って頂けるのなら計画表に入れる必要もなくなりますね。

まずは一度、お試しで一週間やってみて下さい。きっと私の計画表を手直ししたくなると思います。それは当然のことで、その手直しを繰り返していくうちに自分の家に合った計画表が出来上がります。何もないところから作るよりはきっとラクにできますよ。

冒頭でもお話ししましたが、歳をとると『いつ、どこを掃除したのか』忘れてしまうこともあると思います。計画表はそれを防ぐための覚え書きとしても使えます。家事のムダを省くためにも、ぜひお試しください。