55歳からの家事

夕食は一度に作らない


若い頃は、夕食を作るために2時間立っていても苦になりませんでした。しかし50歳を超えたあたりから1時間が限度になりました。

私は特に体力がないのかもしれませんが、夕食を一度に作らなくてもいいのなら分けた方がラクに作れます。ここでは、夕食を3回に分けて作る方法を紹介します。

現在、働いていて夜しか時間がない方は、ここは飛ばしてください。

私のように時間はあるが体力がない方に読んでもらいたいです。


3回に分けるメリット

まず、3回に分けるメリットですが、

  1. 疲れない
  2. 料理時間に縛られない
  3. 調理スペースを十分確保できる
  4. 1品でも作ってあればごまかしがきく

①疲れない
これは、冒頭でも言いましたが、3回に分けることで休み休み作ることができるということです。

②料理時間に縛られない
料理を作り出すと、2~3時間は取られてしまいますよね。
しかも、夕方から作り出したら休まずに作らないと夕食の時間に間に合いません。
この方法なら急な用事が入ってもある程度作ってあるので他事ができます。

③調理スペースを十分確保できる
まとめて3品作ろうと思うと、調理スペースが足りなくなったりしませんか。キッチンが広ければ問題ないと思いますが……。
私は、まな板を調理台の端に置いて半分外に出ている状態で包丁を使っていました。幸いまだケガをしたことはありませんが、とても危険です。

④1品でも作ってあればごまかしがきく
夕方から突然作る気力がなくなったり用事が入ったりしても、1品作ってあれば何とかあとは冷凍食品や前日の残りでごまかせないでしょうか。

……これは無理があるかもしれないですね。

3回に分けて作る方法

やり方を説明します。

まず、3つの分け方ですが、
夕食のおかず(メイン・副菜・汁物・サラダ)なら

  1. 食材を切る+下ごしらえ
  2. 汁物+サラダまたは副菜を作る
  3. 下ごしらえをしたメイン料理を作る

簡単ですが、こんな感じで作っています。1回分だけなら1時間弱でできると思いますので、疲れることもありません。

一つずつ説明します。

①食材を切る+下ごしらえ
①でメイン・副菜・汁物・サラダで使う食材すべての『切る』作業をやってしまいます。②③では、包丁とまな板は使いません。
意外と下ごしらえに時間がかかってしまうので早めに済ませます。

②汁物+サラダまたは副菜を作る
『献立の立て方』で詳しくお話しさせて頂きますが、私は汁物を少し多く作って次の日にまわしたり、副菜やサラダを多めに作って2.3日に分けて食べています。そうすれば、サラダと副菜を交互に作ることができます。
メイン料理が違っていれば、家族からのクレームもないと思いますがどうでしょうか。
もし何か言われたら……毎日作ってください。
それでも、1時間程度でできるはずです。

③下ごしらえをしたメイン料理を作る
メイン料理は出来たてがいいですよね。
だから最後にしました。

以上です。

あくまでも『ラクをするための方法』であって『手抜き料理』ではないと思っています。よかったら参考にしてください。